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LOVE SCENE
第2章 シアワセ職人
恥ずかしさにうつむくと、
「いいっすよ。今からですか?」
信じられない答え!
もう今日何度目の「信じられない」だろ。
もうここまできたら信じよう!これは運命だ!
閉店後の店内では、後輩アシスタントがマネキン相手にパーマの練習をしていて、ストップウォッチを手にした店長が後ろからチェックを入れているところだった。
「モデルさん、お連れしました」
私の声に顔を向けた店長の視線が少し上がり、彼を捉えると驚いた表情になる。
「ミトちゃん、お知り合い、なの?」
「あ、いえ…駅であのぅ」
「はー、ずいぶんイケメンだね。カットモデルよりサロンモデルやってほしいくらいだ」
まじまじと彼の顔を眺める店長は、そっちのケはなかったはずだけど。同性でも見惚れてしまうほど彼は綺麗な顔をしているってことで。私はかなりな面食いってことで。
「いいっすよ。今からですか?」
信じられない答え!
もう今日何度目の「信じられない」だろ。
もうここまできたら信じよう!これは運命だ!
閉店後の店内では、後輩アシスタントがマネキン相手にパーマの練習をしていて、ストップウォッチを手にした店長が後ろからチェックを入れているところだった。
「モデルさん、お連れしました」
私の声に顔を向けた店長の視線が少し上がり、彼を捉えると驚いた表情になる。
「ミトちゃん、お知り合い、なの?」
「あ、いえ…駅であのぅ」
「はー、ずいぶんイケメンだね。カットモデルよりサロンモデルやってほしいくらいだ」
まじまじと彼の顔を眺める店長は、そっちのケはなかったはずだけど。同性でも見惚れてしまうほど彼は綺麗な顔をしているってことで。私はかなりな面食いってことで。