この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
LOVE SCENE
第2章 シアワセ職人
「それで、何か言ってたすよね?」
「あ、はい。あのぅ、実は今、カットモデルをしてくれる人を探してて…」
「カットモデル?」
「はい。えぇと、私はまだアシスタントスタイリストなんですけど…」
試験が近いこと。モデルを使っての練習が必要なこと。そのためにここで声をかけていたこと。
緊張でつかえながら説明したあと
「それで、もし良かったらなんですけど…」
「俺の髪で練習したいってことっすね?」
「…はい。あ、でもあの、私は下手ですけど、ちゃんと最後はスタイリストの直しが入るんで!」
「ぷっ、そこは下手って言っちゃダメなんじゃないの? そんなこと言われたらビビっちゃうでしょ」
おかしそうに言われてハッとした。
あー、もう、私ってほんとバカだよなぁ。確かにその通りだ。
「あ、はい。あのぅ、実は今、カットモデルをしてくれる人を探してて…」
「カットモデル?」
「はい。えぇと、私はまだアシスタントスタイリストなんですけど…」
試験が近いこと。モデルを使っての練習が必要なこと。そのためにここで声をかけていたこと。
緊張でつかえながら説明したあと
「それで、もし良かったらなんですけど…」
「俺の髪で練習したいってことっすね?」
「…はい。あ、でもあの、私は下手ですけど、ちゃんと最後はスタイリストの直しが入るんで!」
「ぷっ、そこは下手って言っちゃダメなんじゃないの? そんなこと言われたらビビっちゃうでしょ」
おかしそうに言われてハッとした。
あー、もう、私ってほんとバカだよなぁ。確かにその通りだ。