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LOVE SCENE
第2章 シアワセ職人
深々と頭を下げた私に、結城さまは照れたように
「やだー、そんな頭下げないでくださいよぅ。私も素敵な髪型にしてもらえてありがとなんですからっ」
笑って私の腕をバンバン叩く。
そこへ。
「お、初音さん! 若返ったね!」
その声!?
結城さまの隣に現れた
「おお、柊二や。お迎えご苦労」
ツーブロックマッシュを揺らして微笑む柊二くん!
「こんばんは」
事態が飲み込めなくてパクパクする私に、「連れがお世話になりましたー」と言われてようやく状況を飲み込んだ私。
「あ、じゃ、ご紹介者って…一ノ瀬くん?」
「スタイリストデビューのお祝いには指名かなって思ったんだけど、俺は切ってもらったばっかだったし」
「ワタクシめがしゃしゃり出させてもらいました! デビューおめでとうございます! それから、うちの柊二がお世話になりました!」
「初音さん、またおかんになってる」
「おかん言うな! 肉まん買わせるぞ!」
名字の違うふたり。居候っていうのは。
ああ…そうか。
「やだー、そんな頭下げないでくださいよぅ。私も素敵な髪型にしてもらえてありがとなんですからっ」
笑って私の腕をバンバン叩く。
そこへ。
「お、初音さん! 若返ったね!」
その声!?
結城さまの隣に現れた
「おお、柊二や。お迎えご苦労」
ツーブロックマッシュを揺らして微笑む柊二くん!
「こんばんは」
事態が飲み込めなくてパクパクする私に、「連れがお世話になりましたー」と言われてようやく状況を飲み込んだ私。
「あ、じゃ、ご紹介者って…一ノ瀬くん?」
「スタイリストデビューのお祝いには指名かなって思ったんだけど、俺は切ってもらったばっかだったし」
「ワタクシめがしゃしゃり出させてもらいました! デビューおめでとうございます! それから、うちの柊二がお世話になりました!」
「初音さん、またおかんになってる」
「おかん言うな! 肉まん買わせるぞ!」
名字の違うふたり。居候っていうのは。
ああ…そうか。