この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
LOVE SCENE
第1章 春はそこまで
「なにしょげてんの?」
俺の目を覗きこむ、艶を帯びた瞳は色香を放ってるし
「バーカ。お前のその鈍なところは魅力のひとつだかんな」
俺の頭をクシャクシャしながら向けてくれた笑顔は、まるで子をあやす親のように優しくて、付き合い始めて半年近く経つ今でも、俺の心臓を撃ち抜く破壊力だから困る。
「春海さんっ…」
ゴミ袋行きを間逃れた衣類の海へ、そのカラダを押し倒した。
「…だからお前はなんでいっつもそーやって唐突なんだよっ」
「だって、春海さんのせいで、もよおしちゃうんですっ」
「思春期かっ!」
「まさしくっ!」
女の子としか付き合ったことのなかった俺が、初めて付き合う男の人が春海さんで、それはもう初恋みたいなもんで。
まさに思春期真っ最中だとしてもおかしくないでしょ?
俺の目を覗きこむ、艶を帯びた瞳は色香を放ってるし
「バーカ。お前のその鈍なところは魅力のひとつだかんな」
俺の頭をクシャクシャしながら向けてくれた笑顔は、まるで子をあやす親のように優しくて、付き合い始めて半年近く経つ今でも、俺の心臓を撃ち抜く破壊力だから困る。
「春海さんっ…」
ゴミ袋行きを間逃れた衣類の海へ、そのカラダを押し倒した。
「…だからお前はなんでいっつもそーやって唐突なんだよっ」
「だって、春海さんのせいで、もよおしちゃうんですっ」
「思春期かっ!」
「まさしくっ!」
女の子としか付き合ったことのなかった俺が、初めて付き合う男の人が春海さんで、それはもう初恋みたいなもんで。
まさに思春期真っ最中だとしてもおかしくないでしょ?