この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
戦国ラブドール
第20章 半兵衛は二度死ぬ
 






 灯台の明かりに照らされ艶やかな赤に染まる、白い肌。膝立ちで、両腕は梁に掛けられた荒縄で縛られ吊される。腕だけでなく、胸や足に絡まるそれは、蜘蛛の糸より粘着質で、肌に食い込んだ。

「はぁっ……ぁ、くっ!」

 ぴしゃりと背中を平手で打たれれば、不自由な体は仰け反り硬直する。傷一つない真っ白な背中には、平手の跡がじんわりと浮かび出た。

 何度も打たれると、痛みは火のように燃え出し背中を走る。本能が堪えきれずに涙を零せば、半兵衛は背後から大海の顎を掴み上を向かせた。

「この程度で、根を上げるつもりですか」

 労るのではなく、大海を責め立てる半兵衛の目に、大海は下腹部から熱さを覚える。このまま引きずられてしまえば、どこに向かうか大海自身も分からない。恐怖に身は凍るが、半兵衛によって押さえられているため、首は縦に動かせなかった。

「だらしのない子は、お仕置きです」

 半兵衛は大海の両乳首を摘むと、それを力一杯捻り上げる。手心のない突き抜けた痛みに、大海は目を見開き悲鳴を上げた。

「きゃあああーっ!! や……あああっ!!」
 
/656ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ