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戦国ラブドール
第28章 あとがき
ここまで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。書き始めて半年以上、ようやく「戦国ラブドール」完結いたしました。
連載の間、ファン登録してくださる方や、しおりが増えたり減ったり、PVや拍手が少しずつ増えたり、実にやりがいのある半年間でした。「これ、いつになったら完結出来るんだ?」と思いつつも最後まで書き上げられたのは、読んでくださった皆様のおかげです。
コンセプトは乙女ゲーム、という事で、子飼いズ六人に隠しキャラの高虎&半兵衛が攻略キャラとして出しました。お話は吉継ルートのハッピーエンドです。ノーマルなら小夜と共に堺へ向かい、バッドなら紅天狗堕ち、といったところですね。
なんで吉継エンドにしたのかと言いますと、囲碁で吉継と半兵衛を仲直りさせるエピソードが、大海の頭良い設定を活かせるな……と思った事、あと単純に、史実の吉継公の嫁は誰なのか詳しく分かっておらず、捏造設定をぶっこみやすかったという事情もあります。
そして何よりアンケートです。吉継&半兵衛のコンビが人気だったのもあり、今回の結末を選びました。
あまり話が間延びしてもなぁ……と、削った個別エピソードも結構あります。特に宣教師との面会、孫六捕り物帳、半兵衛の事で喧嘩した高虎と大海のその後などは、書きたかったので残念でもあります。
ですが、大なり小なり恋愛エピは入れられたので、まあこのくらいが落としどころかなと。
この話の時間軸だと、未来に吉継と大海の娘が真田幸村の正室になる訳で、それを想像すると、また別のわくわく感が生まれます。二人の娘が大人しい姫君……に育つはずがないので、幸村が苦労しそうですね。
さて、改めましてもう一度感謝を。今日の完結を迎えられたのは、皆様のおかげです。ありがとうございました!