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戦国ラブドール
第3章 佐吉という男
吉継が着物を脱ぎ露わにした下半身は、まだ下を向き眠りについている。膝立ちになってそこを指差されるが、昨日のように半ば無理矢理突き込まれるならともかく、自分からくわえるとなると大海には躊躇いが生まれた。
「早くしないと、妹の方に手を出すよ?」
だが吉継の一言に、慌てて大海は手を伸ばす。小夜に手を出せば首が飛ぶ、と話した事は、体に溜まる熱と妹への心配で飛んでしまっているのだろう。聡い気配を漂わせる大海だが、思うまま操るのは容易い事だった。
「ん……く」
自らを汚しても妹を守ろうとする健気な姿は、吉継の下半身に呼び掛ける。口に含まれ赤い舌が絡めば、吉継のものはぴくりと目を覚ました。
勃ち上がれば上がるほど、くわえるのは厳しくなる。一度引き抜くと大海は根を手で刺激しながら、舌で裏の筋をなぞった。
先から走る苦味は、大海の感覚を麻痺させていく。しっかりと勃ったその時には、すっかり虜となりうっとりと奉仕していた。
「舐めてるだけなのに、すごく濡れてる。このまま挿れても大丈夫かな?」
吉継は大海を止めると、再び仰向けに寝かせ股の間に割り込む。