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戦国ラブドール
第23章 赤壁の戦い
「それで、右? 左?」
「やっ、分かんないっ……うああっ!」
「じゃあ僕が当ててみるから、正解だったら頷いて」
吉継はまた勝手に提案すると、右の胸だけを執拗に愛撫する。内に走る痺れまで見抜くようにじっくりと見られれば、大海は視線に犯されているような気分に陥った。
「お願いだから……普通に、して……っ、こんなの、変っ……」
「普通にしてるよ? それとも、縛られたり、道具使ったりする方が好き?」
「そういう訳じゃ、ないけど……もう、分かってるくせに、意地が悪い!」
「ごめんね、好きな子をからかいたくなるのは性分なんだ。でもさ、いつもより感じてるでしょ?」
悪びれもせず笑うと、吉継は大海の秘所をつつく。そこはしとどに濡れ、男を迎え入れる準備が整っていた。
「それはっ……変な事聞かれたせいじゃない、から」
「じゃあ、どうして?」
「吉継が……ずっと見てるから、だから悪いんだ」
大海が恥ずかしさに目を逸らせば、吉継は大海の顎を取り前を向かせる。からかいではなく真剣な眼差しが、大海を貫いた。