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戦国ラブドール
第23章 赤壁の戦い
吉継は体を起こすと、大海と対面したまま膝の上に乗せる。自然の重みで深くなる繋がりに、抱き締められている安心感。大海は吉継の唇を貪りながら、自ら体を上下させた。
「ふっ、ん……っ、んんっ」
肌を寄せ上も下も吉継に包まれ、駆け巡るのは快感。もはや恥ずかしいと思うより、満たされた時間がいつまでも続くよう願う気持ちが勝る。淫らに腰を振る大海は、生娘ではない。しかし愛を知った女の体は、初な娘にはない引力があった。
下から突き上げられると、大海はのけぞり白い喉を晒して鳴く。痛いくらい吉継へ縋りながら、二度目の絶頂へ向かおうとしていた。
「あっあっ、また……あんっ、いくっ……!」
だが扉が開こうとしたその時、吉継は動きを止めてしまう。気をやり損ねた大海が不安げに吉継を見つめれば、吉継は大海を再び寝かせた。
「もうちょっと楽しみたいから、今度はこっちからね」
一度逸物を引き抜かれると、大海は尻だけ上げた形でうつ伏せにさせられる。顔を合わせる事の出来ない、男に服従したような体勢は、僅かに不安を掻き立てる。だが腰に吉継が手を添えれば、それもすぐ性への衝動に変わった。