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禁断の果実に口づけを
第11章 REDな夜
白いタオル地のバスローブを着て、ルージュを塗り直し、バスルームを出た。
既に二本目のビールの缶を開けていた伸介。
「随分、念入りにマンコ洗っていたな」
とからかう。
「そう?」
「なら、俺もシャワー浴びてくるわ。
綺麗なチンポにして欲しいんだろ?
その間にホテルからのプレゼント開けてみ」
「えぇ……
そうするわ」
『やっぱり、綺麗にして欲しいわよ…
シャワー浴びない男のアソコも臭いもの』
伸介もシャワーを浴びにバスルームに向かった。
私はソファに腰掛けて、テーブルに置いてある赤い袋を手に取り、リボンを解く。
中身を出すと…
!!これは……
バイブというものじゃない!!
なんで、こんなモノが!!
ラブホテルのプレゼントって……
こんなの使った事ないし……
伸介が見たら……
使うに決まってる!!
しかもご丁寧にアイマスクやオモチャの手錠入りだし。
ホテルからのメッセージカードは……
【この度は、当ホテルプライベートシンデレラにお越し下さり誠に有難う御座います!
お客様は記念すべき一万名様に当たります。
気持ちばかりのプレゼントではございますが、燃えるような情熱的なREDタイムのお供にこの様な商品を選ばせて頂きました。
素敵な時間をお過ごし頂けたら、幸いです
プライベートシンデレラ 支配人】
『って!!
えっ!!
じゃあ、緑は何だったのよ?
ハァ…今更どうでもいいわ…
あぁ……どうしょう!?
これが赤のプレゼント!?』