この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
禁断の果実に口づけを
第13章 真冬の打ち上げ花火


 「今日、一日外になります。
年末のご挨拶を兼ねてお客様のところを訪問したり、風間さんの契約もありますから、帰りは遅くなります」

 リーダーの晴美と同じグループの仲間達にそう告げると、朋子は朝礼後、足早に営業所を出て行った。

 「皆も今日一日頑張りましょうね」
晴美はにこやかな笑顔で後輩達に言った。

 「はーい!」 

 『相変わらずお返事だけは良いわね。
翠と真奈美は……
ノルマだけ熟してくれたらいいわ。
あなた達には期待なんてしてないし。
保険営業は所詮個人事業。
頑張らない人はそれなりなのよ』

 「私もお客様にカレンダー配りながら、年末のご挨拶回りをしてくるから、恐らく一日外になるわね。
皆もご挨拶回りをしながら、お客様から色々と情報聞き出して、結果に繋げられる様にね。
案外、掘り出し物を拾う場合もあるわ。
私達はそういう運も味方にしないと」

 『じゃあね!』
と言い残し、晴美も営業所を出た。




/506ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ