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禁断の果実に口づけを
第4章 洋子の帰り道、迷い道

 伸介は洋子の秘部を指で広げ、中の蕾を指先で弄り出した。

 なかなか素直になれない洋子の反応を楽しむかの様に、指先で蕾を突っきながら、ジワジワと止度なく流れゆく汁を指先ですくい、円を描く様に指の腹でなすりつけていった。

 「はぁ……うっ………あぁ…いっ…うっ」
腰をヒクつかせながら喘ぎ、イキそうになる瞬間の波を堪える。

 洋子に追い打ちをかけるかのように、指の動きは止まらない。

「……洋子……
どんなに賢い女を演じても、股を広げたら同じもんが付いてんだよ!
僅かな違いは、形や色、大きさくらいなもん。
目に見えて分かる、個性程度なもんなんだよ。
それを生かすも殺すも持ち主次第だ……」

 洋子は学のなさそうな伸介を少しバカにしていたところがあった。

 しかし、こうして伸介に身体を開いていくと、自分のコンプレックスを埋めてくれる様に、忘れかけた甘い気持ちにもさせてくれていた。

 人の事を素直に認められない洋子でも……
そうね、その通りかもしれないと………
 
 伸介の指使いに痺れてゆく身体は、『もう、どうにでもして!!‥』と言わんがばかりに、素直に感じてゆく。

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