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禁断の果実に口づけを
第34章 Energy
また洋子は薄暗い中に一人ポッンと取り残された。
「まだ思い出せないか?」
今度は低い男の声が聞こえてくる。
その声が段々近づいてきて、やっと顔が見えた。
「あなたは!!」
男は洋子の着ているパジャマの上着をいきなり乱暴に引き千切った。
勢い良く、ボタンは弾け飛ぶ。
「キャ!!何するの!!」
恥ずかしさではだけた胸を手で押さえながら、男を睨んだ。
そんな洋子にお構いなしという態度で、男は洋子の手を取り払い、羽交い締めにする。
「あっ!!……イヤ!!………ヤメて!!」
男の掌がブラの谷間に沿い、遠慮なしに侵入してくる。
洋子はもがいて抵抗を試みるが、男の力には敵わない。
グルグルと掌を回しながら、弄ぶ様に乳房を触った。
「イィーヤァーァ!! ヤメて……お願い!!」
男は洋子の耳元で『ハァハァ』と吐息を吐きながら、人差し指と中指で乳首を摘み、絶妙な力加減を加えてくる。
「ハァァ………アッ!!うぅう………ぅぅ……ぅ……!!」
「ほら、感じてきただろ?
力が抜けてきただろう?
委ねたくなったんじゃねーの?
気持ち良くなりてぇーんだろ?
なぁ、洋子?
お前は従順な女だもんな!!」