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第40章 生きてくってこと

　互いに上半身裸になり、ソファの上で重なり合う。
抱き合う事で互いの身体の形や体温を確認し合った。
その先への期待や欲が二人を素直にさせる。

　洋子のベルトを緩め、キュロットスカートを脱がせた。
卯月もベルトを取り、履いていたスラックスを脱いだ。
トランクス越しにそそり勃つ卯月の男性器をチラッと見て、見ない振りをする洋子。
顔を赤らめる。
久々の興奮が身体中を駆け巡る。
下半身をジュンと熱くさせた。
むず痒い感触と共に、雄を待つ雌の透明な分泌液が排出され、ショーツのクロッチ部分を濡らし、染みを作った。

　ショーツを履かせたまま、濡れた園を確認する卯月。
いやらしい卑猥な言葉を発しない代わり、ショーツを履かせたままの洋子の両脚を持ち、クロッチ部分に顔を近づける。

　洋子の片脚をソファの背もたれに乗せて、悩ましくも恥ずかしいポーズにさせた。

　『なんて、エッチなシチュエーションなの！？恥ずかしい……』
洋子は両目をギュッと瞑り、なすがままとなる。

　布一枚で覆われた神秘の部分を目の前にし、更に卯月の興奮を仰いだ。