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禁断の果実に口づけを
第7章 理性と欲望の狭間
「普通のラーメン屋さんに見えたわ…」
「人は見かけによらないんだよ!
洋子は人を見た目で判断すんだろ?
あと、お前は自分が一番可愛い奴なんだよな?」
「そ、そんな事ないわよ!」
「まぁ、それもいいんじゃね?
誰だって自分が一番可愛いし、自分を守っていくのも自分だしな…
ただ、それが他人にもあからさまに分かる様な人間には魅力感じねーよな」
グサッときた。
伸介は私の事を言っているんだ。
「私がそうだっていいたいの?」
分かっていても、ムキになって伸介に聞き返した。
「自覚はあんだな?
まさにお前はそういう女。
自分が中心で、自分に従ってくれるのは当たり前。
気にいらない奴は排除したがる、不細工なハートの持ち主。
だから、ブス!
いい加減、ブス直したら?
洋子」
「失礼ね!
ブス、ブスって!
あんただって……」
そう言った瞬間に伸介は私を抱き寄せて耳元で囁く。
「お前、ブスだけどマンコは素直。
こうしたい、こうなりたいならどうしたらいいか?っていうのを考える時、優秀な脳みそで考えらんなくなって、マンコの方が素直な答え出してくれんだろ?
マンコは可愛いのにな……
送ってくれよ、さみーぃから」
こんな下品な男、最低!
最低だけど………
従ってしまう不思議な男。