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禁断の果実に口づけを
第8章 洋子もおだてりゃ、健気になる
「……お願い、意地悪しないで……」
伸介は更に髪の毛を引っ張りあげて、睨んだ眼光で言う。
「俺は、お前に意地悪してんのか?」
余りの怖さで涙ぐみ、首を振った。
「違うよな?気持ちいい事して貰ったんだもんな?
疼いたマンコに充てがって貰えるモノが欲しいんだもんな?」
「……はい。
でも……恥ずかしくて言葉にするのが……」
「お前よ、自分が仕事でお世話になっている奴や客には社交辞令でもお礼は言うんだよな?
そうやってきて名刺の地位までいったんじゃねーの?
何で、裸まで晒してマンコ抉じ開けてくれる俺に言えないの?」
「……お願い…します。
どうか満たして下さい!!」
精一杯の言葉を悲鳴にも似た声で言い、どうしたら伸介が機嫌を直してくれるのか必死に考えていた。
このままにされたくない!
ちゃんとセックスしたい!
この男のモノを充てがって貰って欲求を満たして欲しい!
壁ドンはドキドキするものから恐怖の距離へと変わる。
泣いて伸介に縋りたくなった。
早く、ズボンを下ろして、トランクスを剥いで、剥き出しになった熱いモノを私の中に挿れて欲しい!!
でも、言えない。