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禁断の果実に口づけを
第9章 デキる女ー倉橋朋子の秘密
やがて健も満たされ、愛しい朋子の中から己を抜き、勢い良く白濁液を飛び散らした。
精液まみれになった朋子身体。
白濁液を吐き出したペニスを朋子の唇の方へ寄せる。
朋子はそのペニスを咥え、フェラチオで綺麗にしてゆく。
チュポチュポとわざと音を立てて、健にアピールする。
健はそんな朋子が堪らなく愛しいのだ。
遊びで抱く女には不自由しない健。
仕事も出来るし、ルッスクスも悪くない。
学生時代にラグビーで鍛えた身体は、四十五歳という年齢を重ねても、衰えすら感じない肉体美の持ち主だ。
付き合いで酒を飲んでも、スポーツジムなどでトレーニングしたり、出勤前の朝のジョギングも雨の日以外は欠かした事がない。
接待の為に始めたゴルフもなかなかの腕前だ。
そんな健の不満は妻だった。
妻の優美子は例えるなら、美人という以外なんの魅力もない女。
確かに、優美子と同年代のアラフォー世代の女と比べたら、綺麗だ。
その世代の女優やタレントに比べても引け目を感じない美しさはある。
優美子は、エステや美容室、化粧、ネイルなどを、家事や子育てよりも優先にする様な女だった。
元々、銀行の頭取の娘であり、お嬢様気性が歳を重ねても抜けきれない、社会性も学習能力も足りない女だった。
優美子との結婚も、優美子の父親の地位が欲しかった。
元々、平凡なサラリーマン家系に育った健にとって努力だけでは上手く事が運べないのが資金繰りだった。
アパレル会社を設立する為に、優美子の父親との関係を円滑にしていった。
そのお陰で、今の自分の地位も作り上げた。
風間健は野心家な男でもあった。