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鏡の中から…
第6章 変化
夏海は先に進もうとすると、雅龍が夏海の腕を掴んだ
「先に行くな…襲って来られたら危ない」
「雅龍…大丈夫よ?」
「我が大丈夫でない…共に行こうぞ」
仕事だと解っていても…
怪我をさせたくはないのだ
夏海は頷いて…雅龍と共に進む事にした
夏海がドアを開けると
雅龍が覗き込んだ
「どう?入れそう?」
「入れなくはないが…強いのはいるな」
気配で…
かなり強い存在を感じた
夏海は雅龍と目を合わせた
雅龍が、行くか?
と、視線で問いかける
夏海は頷いた
ドアの中へと入れば
倒さねば出られない
覚悟を決めて、夏海と雅龍は
ドアの中へ
入って行った