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鏡の中から…
第2章 契り


「この鏡には雅龍と言う龍属の者
神楽の家に仕えし契約を結んだ者を封印してあるのじゃ」

「なんで、そんなのが鏡から出るわけよぉ~」

「お前がチューしたからじゃろ?」

「なら最初に言っておいてよぉ!」

「聞かぬからな…言わなかったのじゃ」

この!クソ婆あ!

夏海は心の中で毒づいた

「夏海、既に遅し!
クソ婆あ!なんて言ってもな!
遅いのじゃ!」

お婆様は、ほほほ!と笑った



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