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鏡の中から…
第7章 熱…



「終わりにするって?」

「………還ろうと…想っておった」

「魔界へ?」

「そうだ…」

「魔界へ還ろうとしてるのに…
私を自分のモノにしようとしたの?」

「違う…」

「私…捨てられるんだ」

「違う!」

雅龍は叫んだ

「夏海…お前が呼び出す前は…
そう想っておったのだ…
疲れていた…
愛されず…過ごすのに…疲れていた
我はもう…何も求めてはならないと思っていた…」

雅龍は夏海を抱き締め…

想いを告げる



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