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鏡の中から…
第8章 始まり
お婆様は…大爆笑した
「雅龍、夏海と契ったのかえ?」
家族が…良く聞くな…と思う言葉を…
雅龍に投げ掛けた
雅龍は「昨夜夏海と契ったのだ」と伝え
夏海は…赤面した
家族は…そんなの言わなくても解るわよ!と、怒りマークを額に浮かべる
あんな台詞を吐くのに…恥ずかしがるな!
こっちが対処に困るわ!
家族は…言わぬが毒づいた
雅龍は……お婆様に…
「我は夏海を妻に娶った
我は…夏海の寿命が尽きる時…
共に逝くと決めた
神楽の神器は…夏海が死す時…割れる
我の妻は…神楽夏海 唯一人となる」
宣言した
雅龍の覚悟を見せ付けられる
雅龍はもう…神楽には仕えないと…
告げる
夏海が死する時…
神楽の神器は…割れる…と。