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鏡の中から…
第8章 始まり
夏海は立ち上がると
「今夜 家族に話があります
その前にね、雅龍にしないとね…」
夏海はニコッと笑い…深々と頭を下げた
「ご馳走さま」
食事を終えて…
キッチンを後にする
その後を追い、雅龍もキッチンを後にした
春海は…
お婆様に
「夏海は…何を言いたかったのですか?」
と尋ねた
「さてのぉ…」
ほほほほ!と笑い…
誤魔化した
今夜…
夏海が話をすると言うのなら
本人が言えば良い
お婆様は…
何も言わず…
夏海と雅龍が去った方を見ていた