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鏡の中から…
第8章 始まり


夏海は…こんなにも家族に想われて…

大切にされてる…

そう感じ…胸が痛かった

別れたくなどない…

別れを言う…年ではない

「私が雅龍を受け入れた時
星は…私の未来が変わった事を告げた
本来…星詠みが、自分の未来を見てはいけない…
自分の未来は…絶対に見えない…ものなのにね…
私の前に…私の星が…見えた
星は告げた…
お前の人生が…指し示す方角が…変わった…と。

そして教えてくれた

残り少なくなった…私の人生を。
私はそれを受け入れました

私は…残り3年を…悔いなく生きる

来年子を妊娠し

二十歳になる前に…この世を去る
それまでは…精一杯に生きる
そう決めました

そして、この命が終えた時…
私は雅龍と共に…逝きます」


夏海は…改めて…

家族に告げた

総て…受け入れた事だと…

夏海は…笑顔を浮かべ

家族に告げた




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