この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
鏡の中から…
第9章 明日へと続く日々
待ち合わせ場所へ行くと美和と理沙が待っていた
「 お待たせ!」
夏海が言うと、美和と理沙は
「あれ?デカいのは?」
と、ここ最近…夏海の後ろに引っ付いてる雅龍を言う
夏海は苦笑して
「置いてきた♪」と言った
「連れてきても構わないのに…」
美和が言う
「そうそう。大人しく着いてくるから邪魔にはならないし」
理沙も楽しそうに、留守番の雅龍を思い出した
「たまには、ね。良いでしょ?」
夏海が言うと、美和と理沙は爆笑した
「夏海が彼を作ると言う奇跡が、起こったんだもんね
幾ら、誘われても、告白されても靡かないのにさ、連れてきたのが…外人だもんね
雅龍が相手じゃ、裸足で逃げて行くわよ」
理沙が言うと、美和も
「本当よ!初めて雅龍を見た時、ビックリよ
日本語大丈夫かしら…思ったもんね」
と、初めて着いて来た雅龍を思い浮かべ笑った