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鏡の中から…
第9章 明日へと続く日々


ワイワイと恋ばなに話を咲かせ

3人は、映画を観に行く予定だった

こんな当たり前の日々さえ…大切

夏海は…日々…幸せを噛み締めて

生きていた

精一杯…出来る限りの事を…

映画を見終わり、お茶をして帰る時に…

やはりこの日も…何処からとなく

雅龍が現れた

「夏海…」

留守番させられ…何処となく拗ねた顔で…

雅龍は夏海を呼んだ

「ほらほら、彼氏のお呼びだよ!」

美和が、夏海の背を押して

「この幸福者!」と揶揄した

「本当ね!熱いったらあらしないわ!」

理沙も、夏海を揶揄する

夏海と雅龍は、そんな二人に送られながら

帰路に着いた

「またね。また明日ね。」

夏海が手をふる

そんな当たり前の日々が…

夏海には…キラキラ輝く宝物の様に

大切だった


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