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鏡の中から…
第9章 明日へと続く日々


雅龍がクレープを買って、夏海の所へ向かって来る

夏海は嬉しそうに雅龍を待った

雅龍は夏海にクレープを渡すと

「落とすでないぞ」と少しだけ世話を焼く

クレープを受け取り、口にすると甘酸っぱい味が口に広がった

「ねぇ雅龍、私は後悔なんてしてないから!」

「夏海…」

「私は悔いなんて遺さないから!」

「それでもだ!
お前の明日を…奪うかと想うと…」

夏海は雅龍と手を繋ぎ歩き出した

何処から見ても…カップルだった

仲の良い恋人同士

クレープを食べ終わると、雅龍が夏海の手の中のゴミも一緒に捨てに行った

ゴミを捨て戻って来ると、手を繋ぐ

歩いて帰る帰り道

「雅龍は…後悔してるの?」と問い掛けた




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