この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
鏡の中から…
第11章 母になる


「そうです。この子もこの世に使命を持って産まれると、星が指し示しました」

「お前の星は…見えてる」

康太は…もう言うな…と夏海を止める

「それでも言わねばならぬのです!真贋!」

「言えば…違えは出来ぬ!それでもか?」

「それでも!私は貴方に頼むべき事があります!」

夏海は、言いっきり康太の瞳を射抜いた

「もう一人の如意宝珠を持たぬ子も…龍の血を引く…龍の子
人にはなれぬ…だが、星は示す
この子は戸浪海里の子として育つ…と。」

「………夏海…我が子を引き裂き…
育てさせるのか?それをお前がするのか?」

康太は…胸を押さえ…苦し気に…言葉にした

「貴方は適材適所配置するが役目
我が子も適材適所…配置して見届けて下さい!」

母の思いだった

この手で育てられぬ…

母の思いだった

母の想いは…

深く大きく

誰も叶わぬ…

愛だった



/351ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ