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鏡の中から…
第3章 紹介
夏海が母に怒られ、やっと応接室に行くと
雅龍はソファーに座っていた
その前に父 礼二、兄 春海 が礼儀正しく座っていた
香澄は、夏海を雅龍の横に無理矢理座らせると、お婆様へ向き直った
「お婆様、全員揃いました!」
「紹介しょうぞ!
夏海の横に座っておるのは
神楽の守り神 雅龍と申す
夏海の伴侶となる!」
香澄は「やったね!」と喜んだ
このお転婆に貰い手があるなら、守り神だとて構うものか!
父 礼二も「そりゃあ目出度い♪」と喜んだ
兄 春海は…守り神だて…夏海の子守りは大変だ…
と、雅龍を拝んだ