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鏡の中から…
第14章 またね


凰星の誕生日も近かったから…

前倒しにして、やった

凰星に飛鳥井の菩提寺で造った…鏡をプレゼントした

凰星はそれを受け取り…ニコッと笑った

煌星には、紫雲を通じて渡してもらう様に頼んだ

神楽の家は…久々に…笑い声で満ちていた

礼二もカメラを持ち出し

笑いの耐えない…家族を撮った

久し振りの…事だった

「夏海、凰星と雅龍と並んで」

礼二は3人をカメラに納めた

礼二の目の前には…

仲の良い…

親子が写っていた

「おめでとう凰星」

香住は凰星に大きな縫いぐるみをプレゼントした

母を亡くす…我が孫に…

父を亡くす…愛しき子が…

寂しさを紛らわす為に…

抱き締められる縫いぐるみを…用意した



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