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鏡の中から…
第14章 またね
ふつつか者ですが…
可愛く笑い、ペコッと頭を下げる夏海を
雅龍は抱き締めた
「この命が尽きるまで我はお前を離さない!」
雅龍の覚悟だった
どんな困難な事がおきようとも、二人なら乗り越えられる
どんな荒波に襲われても
二人なら大丈夫
乗り越えて行ける
どんな時だって、夏海はくじけない
どんな時だって、夏海は前向きだ
雅龍を蹴り上げ
夏海は怒る
そんな夏海と…
何処までも…逝く
雅龍の覚悟だった
雅龍の願いだった
雅龍の一条の光だった