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鏡の中から…
第14章 またね


レストランで食事を取り

細やかながら夏海と雅龍の結婚を祝う

家族に祝われ、最高に幸せを抱き

家へと着いた

夏海は凰星を胸に抱き

「今日は親子水入らず過ごすね」

と告げた

「ええ。そうしなさい」

香住が答えると

夏海は家族に深々と頭を下げた

そして、立ち直ると

「またね。」

と、片手を上げた

そのまま…背を向け

夏海は雅龍と凰星と共に

離れへ向かった




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