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鏡の中から…
第15章 最終章
「父さん、今日は祓い魔の仕事があるから
帰りは遅くなるな!」
「なら帰りは迎えに行こうか?」
「じぃちゃんが来てくれるから良いよ」
父の立場が…何だか危うい
そんな春海の心を知ってか知らずか…
「父さん結婚しろよ!
俺と言うコブが着いてても良い人いるんだろ?」
「え?私は聞いてないわよ」
香住が文句を言う
「私も、聞いてませんね」
礼二も少しご立腹
「凰星!!」
春海は顔を真っ赤にして怒った
凰星は食事を終えると鞄を持って立ち上がった
「ならな!行ってくるな!」
凰星が元気よく学校へと向かう
家族は「行ってらっしゃい」と見送った