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鏡の中から…
第4章 修行へと


「神楽には黄泉の眼はなかろうて?」

雅龍がボヤく

何もかも見透せる黄泉の眼

それは女神から授けられた者にしか持てぬ眼

「確かにな…眼はない」

お婆様が雅龍の相手をしてやる

「なら、見えるのは無理であろう」

「夏海は始祖 神楽 茜を越える
覇道を詠む力は…真贋直伝
真贋が…伴侶を得てなくば…夏海を差し出したかった位だわ」

「覇道を…?」

「そうじゃ!星詠みも出来るぞい」

「神楽は何時から占星術まで取り入れた?」

「取り入れてはおらぬ」

「え?」

「夏海の持っての気質!
覇道を使えば…お主など容易く…消せる」

嘘…

戯れ言だと想っていた

雅龍は…言葉をなくした



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