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鏡の中から…
第4章 修行へと
お婆様は夏海を連れて雅龍と香澄とで飛鳥井の菩提寺へと向かった
神楽の人間を送り出し
飛鳥井康太は嗤った
「伊織」
「はい。」
「どう想った?」
「今世の雅龍ですか?」
「そうだ」
「デカいですね。
それ程、夏海の力が強大だと言う事ですね」
「始祖、神楽 茜の上を行くな」
康太は楽しそうに、そう呟いた
「でしょうね。雅龍も…お預けを食らわされたのは…初めてでしょうね」
榊原も楽しそうに笑った
「何かあったら…出てくれ」
「行意。その時は時空を切り裂き、駆け付けます」
「頼むな」
榊原は何も言わず…微笑んだ