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鏡の中から…
第5章 伴侶の儀式


「信用してなきゃ、私の後ろは頼まないわ!」

「そう言うものなのか?」

「そう言うものなのよ!」

夏海はケラケラ笑った

「雅龍は心配症?」

「………かな?」

「そう。心配症ね。」

「こんな無謀な奴は…
今まで…いなかったからな…」

「なら、慣れなさい。
私と共にいるなら慣れて」

「少しずつ…夏海を知る
夏海の事を知って行きたい」

夏海はその言葉に満足したのか

何も言わず…目を閉じた

雅龍の胸の中で…夏海は夢に落ちた



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