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鏡の中から…
第5章 伴侶の儀式
『雅龍が夏海を追いました
如何致しましょうか?』
紫雲龍騎が…康太へ儀式の継続を問い質す
「最後までやらせろ!
飛鳥井の人間ならば、失格を食らわしてやるがな…
今回は…特例だかんな!
少しだけ目を瞑ってやるが良い!」
『解りました。
最後まで続行させます』
紫雲は…儀式の継続を見守るために消えた
康太は榊原を見つめ
「雅龍が本気になったな…」
と、楽しげに話した
「ええ。彼のあんな姿を見ようとは…」
榊原は…感心した風に話した
「そう言えば…雅龍は?」
お前と所縁はないのか?と問い質す
「父方の血を引いております」
「あぁ、お前の父は金龍だからな…」
純粋の金の色を放つ龍
それが青龍の父 金龍だった