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偽りの身の上〜身代わりの姫君〜
第3章 うそつき
「ん、んッ……、ふぅ、はあ、あぁ、……ッ」
その目に、その思考に犯されているようで、けれどそれは私の想像の中の王様で。
私の痴態に興奮し、唸りをあげて自身を夢中になって扱く姿は獣のようで、そんな姿に私がさせていると思えばより一層肉壁は潤い甘い坩堝に堕ちていく。
「あ、はあ、はあ、あ、……ッふうう、ふ、あッ、ああ――!」
ビチャビチャグチュグチュ、どちらの出しているものか分からない、どんどん溢れだす卑猥な粘液の音と荒い息。彼が一層苦しそうな声をあげて宙に白濁とした精液を撒き散らすのを想像しながら、私は達した。