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第18章 Her mother

「でね、ママ！

この人はー、あたしの彼氏なの！」



「…え？」




お母さんはチラッと僕の方を見ると小さくため息を
ついたかのように思えた


やっぱり…ロリコンだと思われてる！？
キモイ男だと思われてる！？



やっぱ紹介とか絶対しない方がよかったんじゃ…




「そう、大事にされてるの？」


「もちろんだよ！」


「ならいいんだけど…
あ、そういえば近くのケーキ屋さんにでも行って
好きなの買ってらっしゃい」


「えー、こんな時に行かなくてもいいじゃん！」

「一応お客様なわけだし…
それに、大人同士話したいこともあるしね？」




「なんか変なこと言うんじゃないでしょーね！」

「言うわけないでしょ
とにかく、ケーキ買ってらっしゃい」





「ま、モンブラン食べれるならいっかー♪
ママのお財布持っていくね♪」





あ…ちょっと…僕を置いて行かないでくれよー…




彼女は僕のことなんか見えてないかのように
ただモンブランのために僕を見捨てていった





「さて…」




そうこうしてると、母親は僕の隣に座って
ジッと顔を見つめてきた