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捨て犬
第21章 さわんなっ!!
「おい、萩原?」
「あっ…あぁ、カズマか。
今、帰りか?」
「おう。お前こんなとこで
何やってんの?」
「あ、いや、ちょっと
先輩の家がこの辺にあってさ…」
「あ、そ。
今日めっちゃ寒いなぁ〜!
んじゃ、俺帰るわ」
「あ、おう、じゃあな」
俺は寒くて
とにかく部屋に入りたくて
階段を駆け上がった
カンカンカンカン…
あれ?
階段の音…
あれ・・・萩原か?
な訳ねーか(笑)
ガチャッ
「ただいま〜」
「あ、カズマっ
お、おかえりなさい」
なんだかあわてて
エミが
部屋から出てきた
ま、あれだ
俺メールしてなかったから
ビックリしたんだろう
ドアを閉めて
エミに
ただいまのキスをすると
「カズマ、冷たい」
ってエミが
心配そうな顔で俺を見上げた
「うん、めっちゃ寒かった」
「お風呂入る?」
「おう!
エミもう一緒に入れるよな!?」
「・・まだ・・」
「え~~~~!!」
「ごめんね?」
ごめんねって言うエミが
すっげ~
かわいくって
この時
俺はもう
萩原のことなんて
すっかり忘れてしまっていた
「あっ…あぁ、カズマか。
今、帰りか?」
「おう。お前こんなとこで
何やってんの?」
「あ、いや、ちょっと
先輩の家がこの辺にあってさ…」
「あ、そ。
今日めっちゃ寒いなぁ〜!
んじゃ、俺帰るわ」
「あ、おう、じゃあな」
俺は寒くて
とにかく部屋に入りたくて
階段を駆け上がった
カンカンカンカン…
あれ?
階段の音…
あれ・・・萩原か?
な訳ねーか(笑)
ガチャッ
「ただいま〜」
「あ、カズマっ
お、おかえりなさい」
なんだかあわてて
エミが
部屋から出てきた
ま、あれだ
俺メールしてなかったから
ビックリしたんだろう
ドアを閉めて
エミに
ただいまのキスをすると
「カズマ、冷たい」
ってエミが
心配そうな顔で俺を見上げた
「うん、めっちゃ寒かった」
「お風呂入る?」
「おう!
エミもう一緒に入れるよな!?」
「・・まだ・・」
「え~~~~!!」
「ごめんね?」
ごめんねって言うエミが
すっげ~
かわいくって
この時
俺はもう
萩原のことなんて
すっかり忘れてしまっていた