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第9章 いつかきっと…

優香
『 大ちゃん…』

大輔
『優香ちゃん…』

二人は 黙ったまま お互いを
見ていた。なんとも 言えない表情で…

大輔に とって 人生初デート。

大輔は 頭の中が真っ白に なって
ただ ただ 優香を 見つめていた。

まるで 芸能人を見ているような眼差しで
優香を 見ている。

優香は 恥ずかしそうに 笑って言った。

優香
『…大ちゃん。なにガン見しとんねん（笑）
大ちゃんの エッチ〜』

大輔
『あ、いや、 なんか、緊張して、』

優香
『大ちゃん。かわいい。（笑）今日は
来てくれて ありがとう。いっぱい連れ回すから
覚悟してね。（笑）』

優香は 大輔の手をとり 二人は手を繋いだ。
大輔の 顔は 真っ赤になる。
それを 見た 優香は 更に 腕にしがみつく。