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掌の官能小説
第12章 紫陽花橋
何日ここに居るのかは分かりませんでしたが、持てる分だけ自分が使う日用品を持ってきました。
離れのこの部屋には小さなお風呂と洗面台とトイレと小さなキッチンがありました。
以前は使用人が使っていたのでが、住み込みの使用人が居なくなった為に、夫がこの部屋を使っていたようでした。
壁には当時のカレンダーがまだ貼られていました。
私との結婚式の日はハートで囲ってあり、胸がくすぐられました。
夫は仕事の休みの日にはこちらに来ることにしたので、私は当分ここに住む事になりました。
夕食を義母に届け、食べ終わるのを見届け、食器を下げてから私は一人食事を食べようとすると、義兄が帰ってきました。
義兄は夫とはあまり似ていませんでしたが、背が高く、所謂塩顏のイケメンです。
勉強も出来、優しいのに、何故結婚しないのか不思議でした。
料理も出来、以前ご馳走になった時はお店で食べている料理には負けない美味しさでした。
「お義兄さん、お帰りなさい。これからお世話になります。あ…今、準備しますね。」
「ん…いいよ。自分でするから。瑠美ちゃん、悪いね。来て貰って…」
「いいえ、悪くなんて…早くお義母さんには元気になって貰いたいし…」
「ありがとう」
義兄の優しい言葉に私は温かい気持ちで義兄と一緒に夕食を食べました。
私は食事の片付けをし、部屋に戻ると、隣の部屋からテレビの音がしました。
義兄もここの離れに住んでいるようでした。
私は戸惑いました。
同じ屋根の下に義兄とはいえ男性と一緒だなんて…
私はドキドキしながらも部屋に戻り残っていた荷物を片付けました。
義兄は寝たのか、静かでした。
私は着替えを持ちお風呂に向かいました。
そして、服を脱いでいると、脱衣所のドアが急に開き、義兄が入ってきました。
「あっ、お義兄さん?」
「瑠美ちゃんも今からか?」
自分の身体を隠しながら戸惑っていると、義兄はそのまま服を脱ぎ
「じゃぁ、入ろう」
と、私をお風呂場に行くように合図しました。
「瑠美ちゃん、さぁ。」
義兄は私にシャワーで湯をかけ、
「先に洗ってあげるから」
何の躊躇もせずに掌にボディソープを泡立てていた。
離れのこの部屋には小さなお風呂と洗面台とトイレと小さなキッチンがありました。
以前は使用人が使っていたのでが、住み込みの使用人が居なくなった為に、夫がこの部屋を使っていたようでした。
壁には当時のカレンダーがまだ貼られていました。
私との結婚式の日はハートで囲ってあり、胸がくすぐられました。
夫は仕事の休みの日にはこちらに来ることにしたので、私は当分ここに住む事になりました。
夕食を義母に届け、食べ終わるのを見届け、食器を下げてから私は一人食事を食べようとすると、義兄が帰ってきました。
義兄は夫とはあまり似ていませんでしたが、背が高く、所謂塩顏のイケメンです。
勉強も出来、優しいのに、何故結婚しないのか不思議でした。
料理も出来、以前ご馳走になった時はお店で食べている料理には負けない美味しさでした。
「お義兄さん、お帰りなさい。これからお世話になります。あ…今、準備しますね。」
「ん…いいよ。自分でするから。瑠美ちゃん、悪いね。来て貰って…」
「いいえ、悪くなんて…早くお義母さんには元気になって貰いたいし…」
「ありがとう」
義兄の優しい言葉に私は温かい気持ちで義兄と一緒に夕食を食べました。
私は食事の片付けをし、部屋に戻ると、隣の部屋からテレビの音がしました。
義兄もここの離れに住んでいるようでした。
私は戸惑いました。
同じ屋根の下に義兄とはいえ男性と一緒だなんて…
私はドキドキしながらも部屋に戻り残っていた荷物を片付けました。
義兄は寝たのか、静かでした。
私は着替えを持ちお風呂に向かいました。
そして、服を脱いでいると、脱衣所のドアが急に開き、義兄が入ってきました。
「あっ、お義兄さん?」
「瑠美ちゃんも今からか?」
自分の身体を隠しながら戸惑っていると、義兄はそのまま服を脱ぎ
「じゃぁ、入ろう」
と、私をお風呂場に行くように合図しました。
「瑠美ちゃん、さぁ。」
義兄は私にシャワーで湯をかけ、
「先に洗ってあげるから」
何の躊躇もせずに掌にボディソープを泡立てていた。