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掌の官能小説
第12章 紫陽花橋
義母を迎えに行き、義母を車に乗せ帰宅をすると、駐車場に夫の車が駐車してありました。

私はチラリと義兄を見ましたが、慌てる様子も無く車を降りて行きました。

「どうして?仕事休みなの?」
義兄と旅館に泊まったのが暴露たのかと、困惑しました。

でも夫はそんな事は気付いていないようでしたので安心しました。

ちらっと義兄の方を見ましたが、義兄も何も無かったように、夫と話しをしていました。

似ていないと思った二人でしたが、並ぶとどことなく似ていました。

「荷物を持ってきたらから、部屋に運よ。こっちを持って。」
夫は私に一つ荷物を持たせ、一緒に部屋に行きました。

部屋に着くと夫は私を急にベッドに押し倒しました。




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