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掌の官能小説
第17章 いつも観てるよ
「そろそろ出ようか…」
僕は立ち上がり会計をすると彼女は財布を取り出したが、
「ごちそうするよ」
と僕が言うと彼女はお辞儀をした。

奢られるのが当たり前な女じゃないんだ。
この手の綺麗な女は奢られて当たり前女だと思っていたが、少し彼女に対し印象が変わったのだった。

「家に帰っても一人だし…まだ一緒にいましょー。もう一軒行きましょーよ。」

「もう大分酔ってるから辞めておいた方が…」

「そんなに…酔ってないわ。行きましょ。」

彼女は僕の腕に抱き、柔らかなおっぱいが僕の胸に当たっていた。

お持ち帰りか…
ホテルか…
彼女の家?
それとも飲み屋に行こうか…

暫く歩いていると

「ト…トイレに…行きたくなっちゃったわ」

「え?トイレ?」
すぐ近くにコンビニは無い…数100メートル先だったら…
この先に公園があったな…公園か…暗くて汚いかも知れないけど、まぁいいか。

公園に彼女を連れて行くと
「公園の?怖いわ…ついてきてくれる?」
よろよろとしながら彼女は僕の手を引っ張り公園の女子トイレの中に連れて行こうとした。

「いや…これ以上は…」
僕は女子トイレの入り口で言った。

「だって…薄暗いし…蜘蛛の巣もあるし…怖いわ。」

「ここで待ってるから…行っておいで。」

「いやぁん。ほら…虫が歩いて…あ…あ…怖いっ」

彼女は僕に抱きつき、足元の虫を目で追っていた。

「我慢する…虫がいないところまで我慢するわ。だから…近くの…一番近い所に…」

僕は数百メートル先のコンビニを教えた。

「あそこまでね。我慢するわ。」

彼女は僕の腕に自分の腕を絡めた。


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