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掌の官能小説
第3章 Lovedoll
ビールをもう一缶飲み干し、風呂に入りながら
どうしようか迷っていた。
行き当たりばったりで女の子を連れ込んだが
面倒な事になったと思っていた。
女は泣く、喚く、怒る、甘える、
ちょっと優しくすればつけあがるし、欲しがる…
うんざりしていた。
身体だけの関係の女も居た時期もあったが信頼できなく、疎遠になった。
風俗も行ったが、お金を払ってまでする価値は無いと思い辞めた。
たまたまネットで可愛い子だと思った女の子は、人形だった。
ラブドール「麻由」…
そんな時に麻由にそっくりな生身の女を見つけ、家に連れ込んでしまった…
後悔したが、あの女の子の事は後で考えよう…と思った。
とりあえずベッドに入ろうとすると、彼女はベッドに座っていた。
「ど…どうしたの?」
驚いて尋ねた。
「泊めていただくので…その…私…」
そう言うと、巻いていたバスタオルを解いた。
俺は、どう扱っていいのか分からなかった。
そこまで切羽詰っていたのか…
彼女の躰は予想以上に綺麗で、まるで人形のように、俺にビビッとくる躰だった。
「ちょ…ちょっと待て…君の…君の事を聞いてから決めなくては…」
俺はベッドに座った。
彼女は裸のままだったので、タオルを巻くように言い、
「名前は麻由…高橋麻由、実家の父親が借金をし、返済できずに家を取られ、家を追い出されてしまいました。父親も母親も借金取りから逃げてしまい、私も逃げてきました。大学にも行けなくて、友達の所も行けなくて…」
本当かどうか分からない。
だが、名前は学生証にあった名前だった。
「私の…さっき私の名前を呼んだので私を知る人かと…」
「あ…好きなラブドールの名前だよ。」
「私と同じ名前の犬がいたのね」
「あ?…ああ…」
俺はダッチワイフだとは言えなかった。
ラブドールをラブラドールと聞き間違いしたんだと、思わず笑ってしまった。
どうしようか迷っていた。
行き当たりばったりで女の子を連れ込んだが
面倒な事になったと思っていた。
女は泣く、喚く、怒る、甘える、
ちょっと優しくすればつけあがるし、欲しがる…
うんざりしていた。
身体だけの関係の女も居た時期もあったが信頼できなく、疎遠になった。
風俗も行ったが、お金を払ってまでする価値は無いと思い辞めた。
たまたまネットで可愛い子だと思った女の子は、人形だった。
ラブドール「麻由」…
そんな時に麻由にそっくりな生身の女を見つけ、家に連れ込んでしまった…
後悔したが、あの女の子の事は後で考えよう…と思った。
とりあえずベッドに入ろうとすると、彼女はベッドに座っていた。
「ど…どうしたの?」
驚いて尋ねた。
「泊めていただくので…その…私…」
そう言うと、巻いていたバスタオルを解いた。
俺は、どう扱っていいのか分からなかった。
そこまで切羽詰っていたのか…
彼女の躰は予想以上に綺麗で、まるで人形のように、俺にビビッとくる躰だった。
「ちょ…ちょっと待て…君の…君の事を聞いてから決めなくては…」
俺はベッドに座った。
彼女は裸のままだったので、タオルを巻くように言い、
「名前は麻由…高橋麻由、実家の父親が借金をし、返済できずに家を取られ、家を追い出されてしまいました。父親も母親も借金取りから逃げてしまい、私も逃げてきました。大学にも行けなくて、友達の所も行けなくて…」
本当かどうか分からない。
だが、名前は学生証にあった名前だった。
「私の…さっき私の名前を呼んだので私を知る人かと…」
「あ…好きなラブドールの名前だよ。」
「私と同じ名前の犬がいたのね」
「あ?…ああ…」
俺はダッチワイフだとは言えなかった。
ラブドールをラブラドールと聞き間違いしたんだと、思わず笑ってしまった。