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第19章 今日もあなたを待っています

仕事帰りに彼女と会った時は部屋に誘っていた。
駅から僕の部屋まで手を繋ぎ歩いた。
そして、部屋でセックスをして夜中に彼女を彼女の家の近くまで送り、休日前ならずっとセックスしていた。

彼女と一緒の時は僕はずっと彼女にくっついていた。
料理中も歯磨き中も風呂も…トイレまでも…

「今日子、ここに越してこない？一緒に暮らそう。」
僕は彼女に言った。

「だって…知り合ったばかりじゃない…」

「そんなの関係ないさ。」

「私の事、何も知らないでしょ？」

「今日子は今日子だから。僕は今日子の全てを愛してるから。」

「そんな…こと言って…」


最後に会った日も僕は彼女を激しく抱いた。
彼女はいつも以上に激しく僕を求めたからだ。

彼女な僕の上に跨り、下から僕は彼女を眺めていた。
彼女の乳房は触ってと言わんばかりに揺れ、腰はいやらしくくねらせていた。

激しく腰を振りながら、髪を乱し、身を反らせたり、ゆっくりと腰をクネクネさせ、膣をキュッと締め僕のペニスを締め付けたり、いきなり覆い被さり激しくキスを求めたりした。

「結婚しよう…」
僕は服を着る彼女の後ろから抱き締め言った。
すると彼女は僕の手を握り締め、振り返り激しくキスをした。

また、彼女を抱きたくなってしまったが、僕は休日出勤でもう出掛けなければならない。

一緒に僕のアパートを出て彼女は僕を駅まで送ってくれた。
「いってらっしゃい。きをつけて。」
そう言うと、ずっと僕を見送ってくれていた。

出会ってひと月ちょっと…
彼女とはそれから会えなくなっていた。