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掌の官能小説
第20章 ロード
小屋から出るとすっかり雨は止み虹が出ていた。
僕は彼女と再びバイクに乗り山を下った。

一人で走るよりも何倍も楽しく、きつい坂も励まし合いながら登り、いつもより楽に進んで行けているように思えた。

「この坂を登り切ったら、休憩にしよう…」
彼女の後ろから彼女を見ながら走り続けていた。

彼女がペダルを漕ぐ度にお尻が動く…
そのお尻を見ていると興奮してきてしまうのだった。

僕の膝の上で腰を動かしながら喘いでいた彼女
ペニスをギュッと締め付けられ、膣壁の感触が忘れられない…

挿れたい…

坂を登り切ると、彼女はペットボトルの水を飲み景色を眺めていた。
「ああ、気持ちいい…」
ヘルメットとサングラスを外して彼女は伸びをした。
伸びをした彼女の背後から抱き締め、乳房を掴んだ。

「アッ、ンッ。」
彼女は僕の手を掴んだ。

僕はそのまま乳房を揉むと
「こんな…誰かに見られたら…アッハンッ…」
彼女は自分のお尻を僕の股間に押し付けた。

彼女のスパッツを下ろし、指で股を探るとグッショリと濡れていた。
僕のスパッツも下ろすと、僕のペニスを挿し込むと、ニュルンッと彼女に吸い込まれた。

「気持ちいい…最高だよ。」
彼女の耳元で呟くと、ゆっくりと僕は腰を動かし出した。

ガードレールを掴みお尻を突き出した彼女を背後から突き上げた。

「アンッ、す…凄い…アッハンッ。ああ…気持ちいい…」

僕は人の気配を気にしながらも彼女を後ろから突き上げていた。

「こんな…こんな場所で…初めて…こんなに気持ちいいなんて…」

「僕も初めてさ。」
彼女がギュッと締め付けた。

下から車が来るのが見え、僕は慌てて彼女のスパッツを上げ、自分のスパッツをあげた。
彼女の横にサッと立ち何事もなかったように、山からの風景を見ている振りをした。

車が通り過ぎると僕は彼女を抱き寄せ、キスをした。

「さぁ、行こう。」

僕たちは再びロードバイクに跨り麓を目指した。


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