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掌の官能小説
第21章 お隣さん

部屋に入り、ずっと観たいと思っていた映画をテレビで見ていた。
何本目かの映画が終わりそうな時に玄関のチャイムが鳴った。
「ん?誰だ?こんな時間…」
時計を見ると夜中の1時…
それにここはマンションに入るには指紋のチェックを通り抜けないとならない。
インターホンのカメラを見ると、見知らぬ女
誰だ?
しかし…
美人だ…
僕は、インターホン越しに
「あの…どなたですか?」
尋ねると
「あ、いた…夜分、すみません。あの…今…御宅の玄関先を…汚して…しまい、」
汚した?
何なんだ?この女は…
僕は、玄関に行きドアを開けた。
すると、食べ物のいい匂いがした。
「ごめんなさい。おでんを…こぼしてしまって…お宅の玄関ドアを汚してしまって…」
素手で、女性はおでんを拾おうとしたのか、指先が赤くなっていた。
僕は、ゴミ袋とゴム手袋と雑巾を取り、玄関を出て、テキパキとおでんの汚れを片付けた。
その間、この女性はオロオロしていただけだった。
全く、なんて女だ。
これくらい、自分で片付けろよ。
だいたい何故僕が…
僕はゴミ袋の口を縛ると女性に渡した。
女性は渡されたゴミ袋を驚いた顔で受け取ると、
「ごめんなさい。すみませんでした。」
と、オロオロしていた。
僕は無言で、ドアを閉めた。
隣はDV、そして、真夜中におでんをぶちまけ片付けも出来ない迷惑女…
とんでもないマンションなのか…
ああ…
僕はモヤモヤが抜けず、朝までずっとテレビを見つめていた。
観たかった映画だったが、頭の中は隣のDVと迷惑女のことでいっぱいになっていた。
何本目かの映画が終わりそうな時に玄関のチャイムが鳴った。
「ん?誰だ?こんな時間…」
時計を見ると夜中の1時…
それにここはマンションに入るには指紋のチェックを通り抜けないとならない。
インターホンのカメラを見ると、見知らぬ女
誰だ?
しかし…
美人だ…
僕は、インターホン越しに
「あの…どなたですか?」
尋ねると
「あ、いた…夜分、すみません。あの…今…御宅の玄関先を…汚して…しまい、」
汚した?
何なんだ?この女は…
僕は、玄関に行きドアを開けた。
すると、食べ物のいい匂いがした。
「ごめんなさい。おでんを…こぼしてしまって…お宅の玄関ドアを汚してしまって…」
素手で、女性はおでんを拾おうとしたのか、指先が赤くなっていた。
僕は、ゴミ袋とゴム手袋と雑巾を取り、玄関を出て、テキパキとおでんの汚れを片付けた。
その間、この女性はオロオロしていただけだった。
全く、なんて女だ。
これくらい、自分で片付けろよ。
だいたい何故僕が…
僕はゴミ袋の口を縛ると女性に渡した。
女性は渡されたゴミ袋を驚いた顔で受け取ると、
「ごめんなさい。すみませんでした。」
と、オロオロしていた。
僕は無言で、ドアを閉めた。
隣はDV、そして、真夜中におでんをぶちまけ片付けも出来ない迷惑女…
とんでもないマンションなのか…
ああ…
僕はモヤモヤが抜けず、朝までずっとテレビを見つめていた。
観たかった映画だったが、頭の中は隣のDVと迷惑女のことでいっぱいになっていた。

