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掌の官能小説
第21章 お隣さん

朝になり、僕は空っぽの冷蔵庫を開けた。
「何に無いか…」
結局一睡も出来ずにいた。
ミネラルウォーターも無い…
そういえば、夕食も食べていなかった。
朝5時…
僕はコンビニに行くことにした。
何を食べる?
昨夜、玄関先におでんをこぼされた事を思い出すと、おでんが食べたくなった。
あの女とは違う僕はこぼさないしw
そして玄関を出ると、隣の玄関に女がしゃがんでいた。
それも、バスタオルで身体を巻いているだけ…
スルーしようか…
でも、このままスルーは変だよな?
巻き込まれたくない…
玄関ドアを閉めると、女性は僕に気付き抱き着いてきた。
おいっ!
抱き着くか?見ず知らずの男に、こんな格好で。
「お…お願い。」
夜中のおでん女だ。
お願い?
DVで裸で部屋を締め出されたか?
彼女は僕の腕を掴んで隣の部屋の玄関前に引っ張った。
「お風呂から出たら…虫が…虫がいて、怖くて、部屋に入れないの。お願い…追い出して。」
は?
何言ってるんだ?この女。
はっきり言って、凄い美人だ。
そして。いい身体をしてる。
僕好みだ。
だが、
迷惑極まりない女
そして、僕を隣の部屋に押し込み、僕の後ろにピッタリとくっついてきた。
「洗面所に…」
僕は洗面所のドアを開け、辺りを見回した。
何もいないじゃないか…
しかし、一体何時から部屋の外にあんな格好でいたんだ?
抱き着かれた女の身体は冷たかった。
「キャアッ!いたわっ!あそこ。」
虫を見つけて彼女は、キャアキャア騒ぎうるさかった。
よく見るとカナブンだった。
僕が手を伸ばすと、急に飛んだ。
アッ
てんとう虫は、バスタオルがずり落ちた彼女の裸体の胸元に張り付いた。
彼女は硬直し、涙目になって僕を見つめていた。
「お願い…取って…」
煩くてトロイ女だが、こんなに虫嫌いなのかと可哀想になり、人差し指を彼女の胸元に当て、僕の指に移動させ、手のひらに包み込んだ。
「外に逃がしてあげよう。」
僕が言うと彼女は涙を手で拭きながらヘナヘナと座り込み頷いた。
「何に無いか…」
結局一睡も出来ずにいた。
ミネラルウォーターも無い…
そういえば、夕食も食べていなかった。
朝5時…
僕はコンビニに行くことにした。
何を食べる?
昨夜、玄関先におでんをこぼされた事を思い出すと、おでんが食べたくなった。
あの女とは違う僕はこぼさないしw
そして玄関を出ると、隣の玄関に女がしゃがんでいた。
それも、バスタオルで身体を巻いているだけ…
スルーしようか…
でも、このままスルーは変だよな?
巻き込まれたくない…
玄関ドアを閉めると、女性は僕に気付き抱き着いてきた。
おいっ!
抱き着くか?見ず知らずの男に、こんな格好で。
「お…お願い。」
夜中のおでん女だ。
お願い?
DVで裸で部屋を締め出されたか?
彼女は僕の腕を掴んで隣の部屋の玄関前に引っ張った。
「お風呂から出たら…虫が…虫がいて、怖くて、部屋に入れないの。お願い…追い出して。」
は?
何言ってるんだ?この女。
はっきり言って、凄い美人だ。
そして。いい身体をしてる。
僕好みだ。
だが、
迷惑極まりない女
そして、僕を隣の部屋に押し込み、僕の後ろにピッタリとくっついてきた。
「洗面所に…」
僕は洗面所のドアを開け、辺りを見回した。
何もいないじゃないか…
しかし、一体何時から部屋の外にあんな格好でいたんだ?
抱き着かれた女の身体は冷たかった。
「キャアッ!いたわっ!あそこ。」
虫を見つけて彼女は、キャアキャア騒ぎうるさかった。
よく見るとカナブンだった。
僕が手を伸ばすと、急に飛んだ。
アッ
てんとう虫は、バスタオルがずり落ちた彼女の裸体の胸元に張り付いた。
彼女は硬直し、涙目になって僕を見つめていた。
「お願い…取って…」
煩くてトロイ女だが、こんなに虫嫌いなのかと可哀想になり、人差し指を彼女の胸元に当て、僕の指に移動させ、手のひらに包み込んだ。
「外に逃がしてあげよう。」
僕が言うと彼女は涙を手で拭きながらヘナヘナと座り込み頷いた。

