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掌の官能小説
第21章 お隣さん

「ありがとう…ございます。お礼をします。あ、私にできる事なら…」
カナブンを彼女の部屋の窓から逃した。
別に何もいらない…と言おうとしたが、
ホッとして泣き顔が笑い顔に変わった彼女を見て、
「なら、やらせて。」
と言ってしまった。
「え?やら?」
僕は彼女が巻き直したバスタオルを掴み剥ぎ取った。
「やらせてよ。お礼、身体で貰うよ。」
彼女は笑顔から困惑した表情に変わり、裸体を腕で隠すように後ろを向いた。
すると彼女のお尻は腫れていた。
僕は昨日の事を思い出した。
叩く音と悲鳴…
彼女はやっぱりDVされていたのだろうか。
「ここでは一人暮らし?」
僕はフッと尋ねてしまった。
関わり合わない方がいいのは分かっている。
部屋を見渡すと、リビングには何もない。
壁面一体が鏡になっていた。
「一人…です。」
目線を落として彼女は小さな声で言った。
「彼氏…いるの?」
「主人が…います。」
「結婚してるの?」
「いえ…夫ではなくて、あるじの主人。私、飼われているの。」
「は?」
一般人には理解できない世界か…
関わり合わない方がいいな…
僕は、そのまま彼女に背を向け、玄関に向かい靴を履こうとすると、背後から女が抱き着き
「いかないで!」
と、叫んだ。
靴を履くのを止めると
彼女は、パッと離れ
「ご…ごめんなさい。」
と俯いた。
裸…
そういえば僕が彼女からバスタオルを剥ぎ取ったんだ。
それにしても、いい身体をしている。
すっぴんの顔は愛嬌のある美人だし。
「僕としたいの?」
彼女の顔に自分の顔を近付け、そして乳房を掴んだ。
カナブンを彼女の部屋の窓から逃した。
別に何もいらない…と言おうとしたが、
ホッとして泣き顔が笑い顔に変わった彼女を見て、
「なら、やらせて。」
と言ってしまった。
「え?やら?」
僕は彼女が巻き直したバスタオルを掴み剥ぎ取った。
「やらせてよ。お礼、身体で貰うよ。」
彼女は笑顔から困惑した表情に変わり、裸体を腕で隠すように後ろを向いた。
すると彼女のお尻は腫れていた。
僕は昨日の事を思い出した。
叩く音と悲鳴…
彼女はやっぱりDVされていたのだろうか。
「ここでは一人暮らし?」
僕はフッと尋ねてしまった。
関わり合わない方がいいのは分かっている。
部屋を見渡すと、リビングには何もない。
壁面一体が鏡になっていた。
「一人…です。」
目線を落として彼女は小さな声で言った。
「彼氏…いるの?」
「主人が…います。」
「結婚してるの?」
「いえ…夫ではなくて、あるじの主人。私、飼われているの。」
「は?」
一般人には理解できない世界か…
関わり合わない方がいいな…
僕は、そのまま彼女に背を向け、玄関に向かい靴を履こうとすると、背後から女が抱き着き
「いかないで!」
と、叫んだ。
靴を履くのを止めると
彼女は、パッと離れ
「ご…ごめんなさい。」
と俯いた。
裸…
そういえば僕が彼女からバスタオルを剥ぎ取ったんだ。
それにしても、いい身体をしている。
すっぴんの顔は愛嬌のある美人だし。
「僕としたいの?」
彼女の顔に自分の顔を近付け、そして乳房を掴んだ。

