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掌の官能小説
第25章 夏の日の想い
「家の庭に…犬が…怪我をして…」
どこかの犬だろうか…
俺は彼女の後ろからついていった。
脚に動物捕獲の罠が付いている。
猟犬だろう。
首輪もしている。
だいぶ弱っているようだ。
俺は罠を外した。
彼女は…ルミは涙目になっていた。
罠を引きずりながら彷徨っていたのだろう。
ルミが近付くと尾を振っている。
「せんせ、助かりますよね。」
すがるような目で俺を見る。
「ん…足を切断してみて…怪我をしてだいぶ時間が経っているしな。なんとも言えないけど、最善は尽くすよ。」
「うちで…私が看病します。」
俺はその場で麻酔をした。
そしてルミの家に運んだ。
20キロくらいだろうか…
大きなビニールシートを敷き脚を切り落とした。
ルミは泣きながらも俺を手伝ってくれた。
この犬にはマイクロチップは入っていなかった。
最寄りの警察署と保健所には連絡したが、
飼い主が名乗り出ることは多くは無い。
多分、7、8歳のシニア犬だし…
手術を終えるとルミはずっと犬を撫でていた。
どこかの犬だろうか…
俺は彼女の後ろからついていった。
脚に動物捕獲の罠が付いている。
猟犬だろう。
首輪もしている。
だいぶ弱っているようだ。
俺は罠を外した。
彼女は…ルミは涙目になっていた。
罠を引きずりながら彷徨っていたのだろう。
ルミが近付くと尾を振っている。
「せんせ、助かりますよね。」
すがるような目で俺を見る。
「ん…足を切断してみて…怪我をしてだいぶ時間が経っているしな。なんとも言えないけど、最善は尽くすよ。」
「うちで…私が看病します。」
俺はその場で麻酔をした。
そしてルミの家に運んだ。
20キロくらいだろうか…
大きなビニールシートを敷き脚を切り落とした。
ルミは泣きながらも俺を手伝ってくれた。
この犬にはマイクロチップは入っていなかった。
最寄りの警察署と保健所には連絡したが、
飼い主が名乗り出ることは多くは無い。
多分、7、8歳のシニア犬だし…
手術を終えるとルミはずっと犬を撫でていた。